見積もりを取る流れ!チェックポイント
2018年8月26日
LAN工事の依頼でまずするのが”見積もり”を取ることです。
見積もりで費用を、サービス内容を確認してから契約という流れに。
つまり、見積もりの段階で業者の良し悪しがはっきり分かれる訳です。
ただ、見積もりを確認しようにも、どこをチェックすればいいか分からないもの。
チェックするポイントが分からないと、見積もりを取っても判断できません。
そこで、今回はLAN工事の費用の見積もりを取る流れをご紹介しましょう。
見積もりでチェックしたいポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
▶︎目次
1.LAN工事の費用の見積もりを取る流れ
LAN工事の費用の見積もりは、少なくとも2,3社から取るようにしましょう。
では、LAN工事の費用の見積もりを取る流れについてご紹介します。
業者探し
まずは、費用の見積もりを取る”業者探し”からです。
先述した通り、見積もりは少なくとも2,3社から取っておきたいもの。
すでに知っている、紹介されたところがあるのならその業者を加えて。
これから探すというのなら、ネット検索で簡単に近場の業者を探せます。
例えば、「LAN工事 県名(または、市区町村名)」と検索するだけ。
地域の業者から、全国区の業者に至るまで10社以上はヒットするでしょう。
その中からできるだけ近く、かつ費用とサービスのいいところを2,3社選びます。
お問い合わせ
次に、業者が決まったら、実際に”お問い合わせ”をします。
営業所が近くにあるのなら、直接訪問してみるのも1つの手です。
ただ、いきなり訪問するのはハードルが高いという気持ちもあるもの。
であれば、ホームページ上に記載されている電話やファックスなどから。
最近ではホームページにチャット機能のついているところもあります。
オペレーターとリアルタイムでチャットできるところもあり意外とおすすめです。
オペレーター、営業担当者からLAN工事の内容を聞かれることに。
オフィスの広さ、接続機器の種類と台数、LANに求めるものなど。
費用(予算)が決まっているのなら、先に伝えておくとよりスムーズです。
内容の確認
最後に、業者から送られてきた見積もりの”内容の確認”です。
2,3社から見積もりを取っておくことで、費用とサービスを比較できます。
単純にLAN工事の費用がもっともお得な業者に依頼することも。
費用とサービス内容のバランスを見て、業者を選ぶこともできる訳です。
どちらにせよ見積もりの内容に”納得できる1社”を選ぶようにしましょう。
少しでも内容に不満があるのなら、思い切って別の業者を探してください。
LAN工事はオフィス環境に影響するものなので妥協だけはおすすめしません。
2.LAN工事の見積もりでチェックしたいポイント
LAN工事の費用の見積もりを取るまでの流れについてはご理解いただけたと思います。
では、LAN工事の見積もりを取ったとして、チェックしておきたいポイントを見ていきましょう。
内容が細かいか?
LAN工事の見積もりで、まずチェックしたいのは”内容が細かいか”ということ。
というのも、LAN工事の業者の多くが”概算”という一言で見積もりを提出します。
依頼主側からすると「どこにどれだけの費用がかかってるの?」と分からないもの。
正直、見積もりに概算を多用している業者というのはまず信用できません。
”どこにどれだけの費用が”と見積もりができるだけ細かい業者と契約すべきです。
細かすぎると素人目には難しいので、読みやすい工夫がされているとなおいいです。
要求に応えているか?
LAN工事を依頼するからには、依頼主として何かしらの要求(要望)があるはず。
お問い合わせの、打ち合わせの段階で業者に要求を伝えているはずです。
業者から提出された見積もりが、”要求に応えているか”もぜひチェックしましょう。
見積もりはあくまで提案書、依頼主の要求を最大限に応えようとした結果です。
つまり、見積もりの段階で要求に応えられないようでは、契約後も難しいということ。
「ちょっと思っていたのと違う…」と感じたのなら、別の業者を検討するのがおすすめです。
費用に根拠があるか?
内容の細かさにも似ていますが、”費用に根拠があるか”もチェックしたいとこと。
どんな工事にも部材費に工事費、人件費などの根拠があるはずです。
当然、LAN工事の費用(見積もり)にも根拠があります。
見積もりを確認した段階で、営業担当者に費用の根拠を確認してみてください。
信頼できる業者であれば、「ここはこういう理由で」とすぐ答えられるはず。
ちょっと抜けている業者でも、「上司に確認してから…」と対応してくれます。
反対に、曖昧な回答しかしない業者は、まず信用できないので要注意です。
納期に実効性があるか?
いくら依頼主の要望に応えたくても、明らかに無理な内容だと実行はできません。
なので、見積もりを取ったら、”納期に実効性があるのか”もチェックしてください。
業者というのは、見積もりの段階はできるだけ余裕のある納期を提示するもの。
明らかに短い納期、「ちょっと早すぎない…」と感じる納期の業者には不安が残ります。
一般的にLAN工事はお問い合わせから施行まで2,3カ月はかかります。
より綿密に、よりこだわって進めると半年近くかかることも珍しくないのです。
要望に応えるとしても、あくまで”常識の範囲で”というのは意識しておきましょう。
営業担当を信用できるか?
見積もり段階でもっとも重要なチェックポイントが”営業担当を信用できるか”ということ。
LAN工事を進めるにあたって、営業担当というのは業者との窓口を担っています。
先述した通り、LAN工事は2,3カ月、長いと半年近くもかかります。
当然、営業担当とは打ち合わせで十数回と顔を合わせることに。
「この人、本当に大丈夫?」と感じる営業担当では安心して進められません。
できれば第一印象から信頼できる人、少なくとも好意的に感じられる人だと安心です。
3.まとめ
今回は、LAN工事の費用の見積もりを取る流れについてまとめてみました。
LAN工事の費用の見積もりを取る流れは大きく分けて3段階。
- 業者探し
- お問い合わせ
- 内容の確認
LAN工事の見積もりで大切なのは”複数社から同じ内容で請求する”こと。
内容が同じだからこそ費用やサービス内容を比較しやすく、選びやすいと言えます。
ただし、見積もりでの安さだけで業者を選ぶのは絶対におすすめしません。
オフィス環境に影響するLAN工事だからこそ、”信頼できる業者”と契約するべき。
ぜひ、紹介したチェックポイントを参考にし、信頼できる業者を探してみてください。