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LAN工事の相場は?依頼前に決めておくこと

LAN工事の費用相場

オフィス環境になくてはならない”LAN設備”。

パソコン同士、複合機などを接続するのに。
パソコンなどをインターネットに接続するのに欠かせない設備です。

ただ、欠かせない設備だからと、あくまで予算は限られています。

予算内でいかに導入するのか、どう計画するのかが難しいところ。
予算をかけたからと、必ずしも求める環境になるとは限りません。

そこで、今回はLAN工事にかかる費用相場をご紹介しましょう。

LAN工事を依頼する前に決めておきたいこともまとめてみました。
ぜひ、オフィス環境の計画段階からLAN工事も検討してください。

▶︎目次

1.LAN工事の依頼前に決めておくこと

LAN工事は規模が大きくなるほど複雑に、費用相場も大きくなります。
では、まずはLAN工事の依頼前に決めておきたい5つのことを見ていきましょう。

サーバーを配置するのか

オフィス環境に欠かせないものとして”サーバー”もあります。

サーバーとはデータを蓄積したり、処理するためだけのコンピュータのこと。
日々の業務で蓄積するデータをひとまとめにし、処理するのに欠かせないものです。

ただし、自社サーバーを設置すると工事費用だけでなく、管理費用も。

管理には特別な知識、技能が求められるので専門職を配置する必要が。
サーバーを管理するためだけに年間何百万円という費用(人件費)がかかります。

実は、最近では管理会社に管理を委託できる”レンタルサーバー”という選択肢も。

自社サーバーを設置する必要がなく、当然ながら管理する必要もありません。
必要なのは”レンタル費用のみ”と、お得に導入したいのならおすすめの選択です。

パソコンなどの接続機器の台数

オフィスには社員の数だけのパソコン、部署ごとに複合機が設置されているもの。

これらパソコン同士、パソコンと複合機を接続するのもLAN工事の役目です。

だからこそ、LAN工事の前には接続機器の台数を把握しておく必要が。
接続器機が増えるほど、当然ですがLAN工事の費用相場も上がっていきます。

業者からも必ず聞かれることなので、正確な種類と台数を把握しておきましょう。

パソコンなどの接続機器の配置

ただし、パソコンなど接続機器の種類と台数を把握するだけでは不十分です。

というのも、接続機器をどのように配置するかでもLAN工事の内容が変わるため。
LANケーブルをどのように配線するのかに、接続機器の配置が欠かせないためです。

オフィス内のレイアウトが決まったら、接続機器を図面上に配置してみてください。

実際にどのように使うのか、想像しながら配置すると決めやすいと言えます。

有線LANか無線LANのどちらか

LANには”有線LAN”と”無線LAN”の大きく2種類があります。

有線LANは”LANケーブル”を使ったもので、通信環境が安定しやすいもの。
無線LANは”電波”を使ったもので、電波さえ受信できればどこでも接続できます。

どちらも一長一短がありますが、オフィスは有線LANを基本に構築するものです。

日々の業務で通信環境が乱れる、途切れる可能性があるのは問題なため。
基本は有線LANにして、部分的に無線LANを組み合わせるのがおすすめです。

有線LANをどう配線していくのか

サーバーや接続機器の台数と配置、有線と無線のどちらにするかは依頼主側で決められます。

ただ、有線LANをどのように配線していくのかはおよそのイメージだけで十分です。

オフィスのレイアウトや接続機器の配置によっては、配線するべきルートが決まってくるため。
よりスッキリと、より使いやすい空間を目指すのなら業者(専門家)の意見を聞くべき。

あくまで依頼主の意見としてイメージしておいて、業者と相談しながら進めるのがいいです。

2.LAN工事の費用相場はいくら?

最終的には業者(専門家)の意見を聞きながら、より良い空間を目指すのがLAN工事。
では、LAN工事の費用相場と、費用を少しでも抑えるためのポイントをご紹介しましょう。

LAN工事の費用相場

LAN工事と一括りにしていますが、作業内容ごとに費用相場が決まっています。

以下に、LAN工事の作業内容ごとの費用相場をまとめてみました。

  • LAN配線…3,000円/10m
  • パッチ配線…2,000円/10m
  • ルーター設置…10,000円/台
  • ネットワーク設定…6,000円/台
  • 派遣費…10,000円/人

ざっくりとしていますが、社員2,3人の小規模オフィスであれば10万円前後。
10人前後の中規模オフィスは20,30万円ほどがLAN工事の費用相場です。

費用を抑えるポイント

費用相場を紹介しましたが、あくまで”費用相場は平均的”なものです。
業者によってはより安いところ、反対により高い設定にしているところも。

では、費用を抑えるにはどうすればいいのか?

  • 2,3社から同じ条件で見積もりを取る
  • デスク周り以外は無線LANを使う
  • できる作業内容は自分たちでする

複数社から見積もりを取ることで、費用からサービス内容まで比較できます。
より安いところ、かつサービス内容の充実しているところを選べる訳です。

また、無線LANを組み合わせることで、LAN配線の大幅な削減が。
受付や会議室、社長室など部分的に無線LANにすると費用を抑えられます。

ちなみに、電気工事や電話工事とは異なり、LAN工事には資格がありません。
パソコンなどにLANを接続し、ネットワーク設定するなどは依頼主側でも可能です。

ちょっとしたことばかりですが、積み重なれば大きくなるのでぜひ挑戦してみましょう。

3.まとめ

今回は、LAN工事にかかる費用相場についてまとめてみました。

  • LAN配線…3,000円/10m
  • パッチ配線…2,000円/10m
  • ルーター設置…10,000円/台
  • ネットワーク設定…6,000円/台
  • 派遣費…10,000円/人

小規模オフィスであれば10万円前後、中規模だと20,30万円はするもの。
大規模になるとLAN工事だけで100万円以上というのも珍しくありません。

ぜひ、紹介した費用を抑えるポイントを参考に、納得のできるLAN工事を検討してください。

少なくとも2社から、できれば3社以上から見積もりを取っておくとイメージしやすいです。

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